ISHIYAMA Kimiko

石山貴美子

ISHIYAMA Kimiko

1947年秋田県生まれ。 東京在住
近年は東京、パリ、ベルリン、ハノイ(ベトナム)、国内外での個展、グループ展に積極的に参加。
五木寛之氏のエッセイ「流されゆく日々」(日刊ゲンダイ連載)でのコラボレーションは
1984年にスタート以来、実に30余年わたるロングランを継続中。


Born in 1947 in Akita. Lives and works in Tokyo.
Positively participates in many group exhibitions in Paris, Berlin, Hanoi (Vietnam) and Tokyo.
Participates without interruption in "Nagasare yuku hibi (days passing through)",
the long run series of essay started in 1984 at the Gendai,
evening paper in collaboration with Hiroyuki ITSUKI, one of the most famous novelists in Japan.


私は江戸に想いを寄せ続けてきた
10年ほど前「江戸を歩く」という新書本を出版する機会を持った。
文章は田中優子先生、写真は私、そして編集は永年信頼を置く原八千代さんが担当し、
江戸の面影を探し、東京を、浅草、日本橋、神田を精力的に歩き、良い本に仕上がった。
以来、私は江戸に想いを寄せつづけてきた。
神社や仏閣、そしてなにげない日常の風景のなかに、
私は江戸の匂いを見つけたかった。
風景のなかに、そこで共存する人々の生き方のなかに江戸の情緒を探してきた。
めまぐるしく移り変わる資本主義社会が支配する東京、
ただそこに、今ではない、"江戸の時間"が静かに流れている。

















































100 PHOTOGRAPHERS100 PHOTOGRAPHERS Describing Tokyo Scapes

私たちの居場所、
東京の価値や存在を
写真を通して、
いま考える。

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