08.05.2016

TOKYO-GA meets Miami Airport 2016



いよいよリオ・デ・ジャネイロオリンピック2016がスタートしました。
8/5から8/21にわたり17日間の熱戦が展開されます。さて、リオの次は東京! 
これを受けて、東京の魅力を写真で伝える展覧会
「東京画 meets Miami Airport 2016」が2016年8月24日(水)から
マイアミ国際空港 南ターミナルの到着ロビーで開催されます。
会場では2012年5月にNYで展示された24名の東京画作家の作品を展示いたします。
どうぞご期待ください。



【参加作家】

ミッシェル・フラピエ / 広川泰士 / 石塚元太良 / 加藤純平 / 河西春奈 /小島康敬 / エドワード・レビンソン /
大西みつぐ / 尾仲浩二 / サトウタケヒト / 下平竜矢 / ヴァンサン・スリエ / ジェレミー・ステラ /
鋤田正義 / 澄毅 / 所幸則 / 山本雅美 / 与 田弘志 / ネイビッド・バラタイ / レナート・ディアゴスティン /
ジェームス・ウィットロー・デラーノ / イルス・リーンダース / クリストファー・モリス / ミハエル・ウルフ

【ENSEMBLE CÉST TOUT】

ジェレミ・ステラ Jérémie SOUTEYRAT



1979年フランス生まれ、東京在住。 2001年に理工科を卒業。数々の海外旅行を重ねるうち、写真を表現手段とすることを考えはじめる。 レイモン・ドパルドンの作風に追従し、彷徨写真に出会う。2005年に初来日、日本に"一目惚れ"する。 徐々に、人生を写真に捧げることを選択。一年をかけた自己制作による初の報道写真では、パリの若年アフガニスタン人移民の日常生活を見せた。 これらの写真はル・モンド紙をはじめ数紙に掲載予定。新たな文化と異なる生活様式に出会う欲求に駆り立てられ、2009年には日本に定住、 東京より、ガーディアン紙、エル誌、ビジネスウィーク誌、テレラマ誌、リベラシオン紙等、著名出版物からの発注に答える。 ドキュメンタリー作品からポートレート、建築写真まで、自身が大きく影響を受けた小津安二郎、ホウ・シャオ・セン、エドワード・ヤンなどの映画監督と同様、 そのアプローチは人間を中心に据えたものである。

→ジェレミ・ステラ アーティストページ




ネイビッド・バラタイ Navid BARATY



オハイオ州出身、NY ブルックリン在住。
エンジニアとしてキャリアをスタートさせた後、写真家に転身する。
主なクライアントはナショナルジオグラフィック、Apple、NASA、CNN、Nike、BMW、CBSなど

→ネイビッド・バラタイアーティストページ




山本雅美 Masami YAMAMOTO



広島生まれ。感覚および感情を具体的に表現するさまざまな変換過程への興味から写真表現に辿り着く。
三次元の現実世界を二次元の写真表現に置き換える変換点に、
第三者が共有できるピンポイントな視点と独自の美意識の導入を試みる。

→山本雅美 アーティストページ




ミッシェル・フラピエ Michel FRAPIER



1958年生まれ。1983年CNP(フランス国立写真センター。当時の総裁はロベール・デルピール)が主催する
若き才能の発掘に主眼を置いた「MOINS TRENTE」でノミネートされて以来、独自の世界観を展開し続ける。
遠くにいても、人ごみの中にいても、"その人"を見つける力。
フラピエの「un autre monde」の削ぎ取られたイメージはそんな個々人がもつ、
それぞれに異なる"視る力"の存在を提示している。

→ミッシェル・フラピエ アーティストページ




イルス・リーンダース Ilse LEENDERS



特定の主体との関係性において生じるリアリティーに触発された彼女の作品には、
ピエト・モンドリアンの人生と作品、トーキョーワンダーサイトのアーティストレジデンスで出会った葛飾北斎の素描、能や歌舞伎の舞台、東京の日常生活の影響を読み取ることができる。
こうして誕生した作品はヨーロッパ中で巡回され、高い評価を得ることになる。
The Johanna and Tom Baruch Honorary Fellowship Award (USA) Award of Excellence 2009 by Communication Arts Magazine (USA)などを本作品で受賞した。

→イルス・リーンダース アーティストページ




本城直季 Naoki HONJO



1978年、東京生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。
4×5判カメラを使用して人物や風景などをミニチュアのように撮影する独特のスタイルを確立する。
写真集『small planet』で第32回木村伊兵衛賞を受賞。作品はメトロポリタン美術館やヒューストン美術館にコレクションされている。
作品集に『ここからはじまるまち Scripted Las Vegas』(superstore Inc.)、『TREASURE BOX』(講談社)がある。

→本城直季 アーティストページ




【INVISIBLE EXISTENCE】

レナート・ディアゴスティン Renato D'AGOSTIN



イタリア・ヴェニス生まれ。2001年より写真家として活動を始める。

→レナート・ディアゴスティン アーティストページ




ヴァンサン・スリエ Vincent SOULIE



1966年生まれ。パリ在住。パリ第三大学で映画とオーディオ・ビジュアルを学ぶ。
卒業後、FEMISでイメージと音響の修了証書を取得。写真と映画の関係性を追究する。
「パリ、ジュテーム」では諏訪敦彦、またオリヴィエ・アサヤス、シルヴァン・ショメ、クリストファー・ドイル監督の作品に参加。
映像と写真を思索する制作姿勢はそれぞれに独自性を提示する。

→ヴァンサン・スリエ アーティストページ




下平竜矢 Tatsuya SHIMOHIRA



1980年 神奈川県生まれ
2003年 東京ビジュアルアーツ卒業
2003年 ~ 2004年 Gallery Niepceに参加?
2008年 ~ 2011年 TOTEM POLE PHOTO GALLERY設立メンバー?個展グループ展多数

→下平竜矢 アーティストページ




所幸則 Yukinori TOKORO



1961年生まれ。写真ならではのアプローチで、イメージングを追求してきた作家として国内外で高い評価を受ける。
全作品を通貫して流れるテーマは"生と無常"。クールなテクスチャーと独特の構成力で成立するスタイルには、写真家としての繊細な観察眼が読み取れる。
情報が氾濫する現代、写真における情緒の立ち位置を見せた希有な写真家のひとりと言えるだろう。
都市のランドスケープの他、ポートレートの分野でもその審美眼を遺憾なく発揮している。

→所幸則 アーティストページ




尾仲浩二 Koji ONAKA



1960年福岡県直方市生まれ。20代から日本各地を旅し、自主ギャラリーを中心に活動を続ける。
現在も東京・阿佐ヶ谷のギャラリー「街道」を拠点として若い写真家たちと運営。
とにかく歩いてみないと何を撮るのかわからない自称マタタビ写真家。
近年は海外での撮影や作品発表も増える。モノクロームからネガカラーでの撮影になった現在も自らのプリントにこだわりを持つ。
写真集に「背高あわだち草」「Tokyo Candy Box」「slow boat」「フランスの犬」「DRAGONFLY」「海町」。








【FRAGMENTS OF LIFE】


クリストファー・モリス Christopher MORRIS



1958年、アメリカ カリフォルニア生まれ、パリ在住。
戦場カメラマンとして活躍。
ロバート・キャパ賞金賞、海外記者クラブ、The Olivier Rebbot award賞を受賞

→クリストファー・モリス アーティストページ




サトウタケヒト Takehito SATO



1965年山梨県甲府生まれ。武蔵大学人文学部卒業。
現代という時代における個人の意識とその有り様を伝える写真表現を追究する。
被写体を都市の環境とそこに生きる人々に絞り込み、それぞれの街に生じる独自の連帯感や人々の距離感、
流れる空気の質感を描き出す。近年は東京で開催されるグループ展には特に積極的に参加し、
東京を描き出すことに執着する。

→サトウタケヒト アーティストページ




大西みつぐ Mitsugu OHNISHI



1952年東京都深川生まれ。東京総合写真専門学校本科卒業。
東京の下町、湾岸エリアのニュータウンにフォーカスを置き、"東京という場所"をステージに、
そこに住む人々の生活やそのシーンをスナップの手法を中心に描き出す。
デジタルカメラでの撮影やインターネット上での作品発表にも早くから着手し、実験的な写真表現にもチャレンジする。
1985年「河口の町」で第22回太陽賞を受賞。1993年「遠い夏」および「周縁の町から」他で第18回木村伊兵衛賞を受賞。

→大西みつぐ アーティストページ




エドワード・レビンソン Edward LEVINSON



1953年アメリカ・バージニア州生まれ。バージニア州立コモンウェルス大学で写真を学ぶ。1979年より日本に居住。
ピンポール写真での作品制作で日本の原風景を描き出す。新聞や雑誌でのエディトリアルシーンで活躍。
PINHOLE RESOURCE協会 (アメリカ)会員/日本写真協会 /日本針穴写真協会/ピンホール写真芸術学会 /日本ペンクラブ 各会員

→エドワード・レビンソン アーティストページ




【TEXTURE OF MIND】


加藤純平 Junpei KATO



1980年 神奈川県横浜市生まれ
2004年 東京綜合写真専門学校卒業

受賞歴
2003年 第26回写真新世紀優秀賞受賞(マーティン・パー選)
2006年 M/Aフォトグラファー賞グランプリ

→加藤純平 アーティストページ




河西春奈 Haruna KAWANISHI



1979年 東京都生まれ。制作、主演を努めた『While you sleep』(2002)を第59回ヴェネツィア国際映画祭に出品。
その後、7カ国13の映画祭にて上映される。2005年より写真を始める。2008年ヴァンドーム写真祭(パリ・フランス)に出品。
2009年にGALLERY21(東京・日本)で個展「地図をつくる」を開催。同年よりGALLERY21が出展するTOKYO PHOTOに出品する。
2009年、2010年、2011年と3年連続でInternational Photography Awards(ロサンゼルス・アメリカ)に入賞。
2010年、ChristoとSimon Chaputの推薦でAlpilles-Provence'artに出展。
同年、写真雑誌PHaT PHOTO主催のグループ展「10×10 Lounge」に選ばれる。
2011年、Sous Les Etoiles Gallery(ニューヨーク・アメリカ)でのグループ展「BREEZELESS」に参加する。
同年、San Gio Video festival(ヴェローナ・イタリア)の審査員をつとめる。
2012年 5月11日から6月3日までSunnhordland museum(ハウスノイ クロスター・ノルウェー)で展覧会に参加。

→河西春奈 アーティストページ




ミハエル・ウルフ Michael WOLF



1954 年 ドイツ ミュンヘンに生まれる。
様々な国際都市に暮らす中で、大都市の中での生活とその土地固有の文化を見出す視点で撮影を行う。
作品はメトロポリタン美術館、ブルックリン美術館、フォルクヴァンク美術館にて所蔵されている。

→ミハエル・ウルフ アーティストページ




与田弘志 Hiroshi YODA



1942 年 東京に生まれる。高校卒業後渡英し、美術学校で写真を学ぶ。
David Montgomery 氏のチーフを経て独立し、1966 年 ロンドンにスタジオを開く。
ファッション写真家としてエディトリアルを中心に活動。1972 年 東京にベースを移す。
「GREEN」、「ある日曜日の午後」で講談社出版文化賞を受賞。広告写真の分野で は東京 ADC 最高賞など受賞。
「TEA FOR TWO」,「OBSESSION」などに代表される 身近なものを撮影したスティルライフの作品から、
1994 年 THE SAATCHI GALLERY/ London での「a positive view」展に出品。
自然光スタジオ The Glass House 設立以来取り組んでいる「Hitomi Project」は現在進行中。

→与田弘志 アーティストページ




鋤田正義 Masayoshi SUKITA



1938年福岡県生まれ。ドキュメンタリー、広告、さらに映画や音楽まで他ジャンルとのコラボレーションによる活動も展開。
写真家たちによる自主出版プロジェクト「GRAIN」のメンバーでもあった。主な写真集は「T.REX×1972 SUKITA」、
「氣--デヴィッド・ボウイ写真集」、沢田研二写真集「水の皮膚」他多数。映画では寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」撮影監督、
ポール・シュレーダー「MISHIMA」、ジム・ジャームッシュ「ミステリー・トレイン」、是枝裕和「ワンダフル・ライフ」のスチール写真などを手掛ける。

→鋤田正義 アーティストページ




【HUMAN SCALE】


石塚元太良 Gentaro ISHIZUKA



1977年生まれ。写真家。パイプライン、都会の河川、氷河などのモチーフとしながら、
現代社会での移動や、人間の自然環境との関わりあいなどをテーマに、
世界中で独自のランドスケープを撮り続けている。
作品に「PIPELINE ALASKA」や「INNER PASSAGE」など。

→石塚元太良 アーティストページ




小島康敬 Yasutaka KOJIMA



1977年東京生まれ。2006年に渡米。ニューヨークを拠点に作品制作を続ける。
ICPのDirector's Scholarshipを受賞、平成23年度文化庁・新進芸術家海外研修制度、研修員。
ニューヨークと東京で、個展・グループ展を開催。

→小島康敬 アーティストページ




澄毅 Takeshi SUMI



1981年、京都出身。明治大学文学部文学科ドイツ文学専攻卒業?明治大学雄弁部に所属。
多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース卒業。B-labに所属し、久保田晃弘教授、三上晴子教授の指導を受ける。
表現のベースに写真をおき、イラストや映像作品を制作している。

2007.10 「七人の__展」 in ギャラリーモンド東京
2008.03 第30回写真「ひとつぼ展」inガーディアンガーデン 東京
?2010.11 「写真新世紀展」 in 東京都写真美術館
2010.11 「あれから20年、これから20年」未来に届くアート展 in ガーディアンガーデン 東京
2010.11 個展 「メテオ」 in 企画ギャラリー・明るい部屋
2011.04 個展「光」 in Port Gallery T

→澄毅 アーティストページ




広川泰士 Taishi HIROKAWA



1950年神奈川県生まれ。コマーシャルなどで活躍する一方、ダイナミックなフィールドワークをベースとする作品制作に精力的に取り組む。
ザルツブルグ、パリ、ミラノ、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、ロスアンゼルス、ヒューストン、シドニー、東京他
世界各地での個展の開催、国内外での企画展への招待出展も多数。その幅広い活動に注目が集まる。

→広川泰士 アーティストページ




TOKYO-GA meets Miami international Airport 2016

会期:August 24th (wed) - 2016
展示会場: Miami International Airport at the South Terminal International Arrivals Lobby.

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