いよいよ「The Two Holy Mountains, Mt. Kinabalu and Mt. Fuji」がマレーシア・クアラルンプールと神戸・六甲にて開催されます!
マレーシアと日本、両国にとってまさにシンボルともいえるふたつの山、キナバル山と富士山。
この春から撮影がスタートしたプロジェクトはいよいよ、その成果を多くの皆様にご覧いただくシーンを迎えました。
会場となるのは、マレーシアを代表するフォトフェスティバルのひとつ、KLPA2014の会場、ホワイトボックスです。
7月に開設された公式サイトでは、作家紹介、展示作品情報、制作プロセスの紹介、両国のキュレーターのステーメント等、最新情報が連日更新されています。
会期中の8月17日は両国の作家も参加するコンフェランスが会場内で開催されます。 さらにマレーシアでの展覧会に続き、8月29日は六甲国際写真フェスティバルでもプロジェクト・プレゼンテーションとスライドショーを予定しています。
アートによる両国の相互理解と促すプロジェクト、クアラルンプール、神戸にお越しの際は、是非会場までお運びくださいませ。
| ユネスコ世界文化遺産-富士山-を描き出す3名の日本人写真家たち|
蓮井幹生 Mikio HASUI
1990年から制作を開始した「Peace Land」が目指す平かに繋がる世界を蓮井ならではの穏やかな視線で見つめるシリーズ
「Peace Land Fuji」、駿河湾と富士山の双方にパノラマカメラを向けた撮り下ろし作品です。
http://mhasui.com/
加藤純平 Junpei KATO
成層火山として知られる富士の裾野に広がる広大な青木ヶ原樹海、山頂から眺めると風になびく様が
海原のように見える広大な植生は面積にして30 平方キロメートル。俗説も多いこの森に分け入り撮影したシリーズ「Jukai」
http://www.junpeikato.net/
木村肇 Hajime KIMURA
日本の山間部に暮らす「またぎ」の世界を捉えた作品『谺』に代表される木村の視線は厳しい大自然の中で
延々と営まれる人々の暮らしを彼らと同じ視線の高さで克明に記録します。
撮り下ろしとなる今回の『霊山富士』、ドキュメンタリー写真が持つ写真の力
http://hajimekimura.net/
【展覧会・コンファレンス】
Malaysia|クアラルンプール / Kuala Lumpur|
Kuala Lumpur Internashonal Photo awards 2014 展覧会 特設スペースにて 展覧会とコンファレンスを開催します。
The Two Holy Mountains公式サイト
http://twomountains.wordpress.com
■展覧会
2014年8月12日(火)- 27日(水)
会場 White Box MAP Publika (Solaris Dutamas センター内アートハブ)
Kuala Lumpur Internashonal Photo awards 2014 展覧会内特別スペース
■コンファレンス
日時:8月17日(日)16:00 - 18:00
The Two Holy Mountainsレクチャープレゼンテーション
マレーシア・日本の写真家とキュレーターによるプレゼンテーション
日本からは、蓮井幹生氏、加藤純平氏、チーフキュレーター太田菜穂子、キュレーター藤木洋介が参加します。
Japan|神戸 / Kobe|
六甲山国際写真祭2014での公式プログラムとして開催としてコンファレンスを開催します。
六甲山国際写真祭
http://rokkophotofestival.com/index.html
会期:2014年8月29日(金) - 9月7日(日)
■コンファレンス
日時:8月29日 午前10:00
SPECIAL LECTURE ディレクターSteven Leeと太田菜穂子によるレクチャー
会場:六甲YMCA 研修室C
参加費:2,000円(税込2,160円)
チケット販売はこちらから
http://rokkophotofestival.com/2014/ticketing2014.html
※以降の展覧会については、東京画HP,Facebookにて随時アップしていきます。
【企画概要】
「The Two Holy Mountains, Mt. Kinabalu and Mt. Fuji」
永年にわたり友好関係を築いてきたマレーシアと日本、「Visit Malaysia」の2014年、両国にとってまさにシンボルともいえるふたつの山、富士山とキナバル山を両国の実力ある写真家 によって撮り下ろすプロジェクトです。マレーシアのクアラルンプールで毎年開催される国際写真コンペティションKuala Lumpur Internashonal Photo awardsと連携し、お互いの国の文化への理解、自然保護に繋がるキュレーションを目指し、マレーシア、日本の双方のジョイントプロジェクトとして進行しています。日本からの参加作家は加藤純平さん、木村肇さん、そして蓮井幹生さんの3名。マレーシアからはNadia J Mahfixさん、Rayyiu Radziさん、Flanegan Bainonさんが参加します。マレーシアを起点とし、来年は渋谷での展覧会も計画されています。写真展を核に、聖なる山と人々の暮らしについての討論会、レクチャープログラムも併催し、東南アジアの島国における山と人々の暮らしを俯瞰し、山が与えた精神性、インスピレーション、さらに自然環境の保全を考えるシーンとする立体的な文化交流プロジェクト。写真を通しての新たな価値の発見と共有、継続的な展開にどうぞご期待ください。
富士山 (3,776m) 日本最高峰 ユネスコ世界文化遺産
キナバル山 (4,095.2m) 東南アジア最高峰 ユネスコ世界自然遺産
助成:国際交流基金
後援:公益財団法人日本ユネスコ協会連盟 東京商工会議所
プリント制作協力:キャノン株式会社デザインセンター
協力:六甲国際写真フェスティバル事務局(RAIEC)