03.10.2014

TOKYO-GA meets 白鵬 Hakuho described by 上田義彦


TOKYO-GA meets 白鵬 Hakuho described by 上田義彦





日本の国技、相撲。その起源は古く、『古事記』の記載のみならず
古墳時代の埴輪や須恵器にもその模様が描かれている神事であり、
同時に武芸でもありました。相撲は神道に基づく神事として発展し、
健康と力に恵まれた男性が神前でその力を尽くし、
力士はまわし以外身につけず、ひたすら戦うことで、
神々への感謝と敬意を表現してきました。
「東京画」は、この相撲の本質と固有の美しさを描き出すべく、
優勝記録28回、今年28歳というまさに、心技体がピークを迎えている
横綱白鵬翔関と「東京画」参加作家のひとり上田義彦氏による
撮り下ろしを敢行しました。8×10のカメラとフィルムが捉える
表現世界をアーティストプリントでご覧いただきます。

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力士は静かに、しかし圧倒的な存在感で近づいてきた。
彼の軀の動きに沿ってあたりの空気が振動する。
その様子をじっと観察していた写真家はさりげなくカメラの前に招き入れた。
力士はあたかもそれを予知していたかのように写真家の前にするりと立ち、
撮影は突然始まった。「HAKUHO」は迷いのない時間の中で撮影された。
そして今、私たちはその肖像写真を目の前にしている。
写真に写されているのはまぎれもなく当代の名横綱 白鵬翔。
鬢の匂いまでが伝わってくる大銀杏、しめ縄の清潔な白さ、
繊細にして典雅な化粧回しの絹の光沢、均整がとれたエネルギーを放つ美しい肉体、
が同時に、多くの力士たちが千年以上の歳月を乗り越え、
継承してきた神事としての相撲の姿までも克明に写されていることが読み取れる。
写真が表現できること、そこには限界などないのかもしれない。

太田菜穂子
「東京画」コミッショナー

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「TOKYO-GA meets 白鵬 Hakuho described by 上田義彦」
会期:2014.3.21-4.12
開館時間:平日11:00-18:30/土曜日 祝日11:00-18:30
定休:日曜日・月曜日
入場料:一般800円 学生500円(Gallery916及び916small)
Gallery916 small
〒105-0022
東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル6F
03-5403-9161
http://gallery916.com


主催
NPO法人東京画
助成
アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)
協力
宮城野部屋
株式会社オフィスコンジョー
タイムアウト東京



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