10月22日(土)、東京ミッドタウン 富士フイルム本社にて東京画プロジェクト主催の
トークイベント「東京画 - 写真の力 -」が開催されました。
スピーカーを務めてくださったのは東京画に参加する五名の写真家、
大西みつぐさん、河西春奈さん、鋤田正義さん、マイケル・フェザーさん、宮原夢画さん。
それぞれの今までの作品や東京画の参加作品について、
五人五様のお話をしてくださり、「写真家」という括りだけでは収まらない
それぞれの個性が感じられる充実した内容となりました。
トップバッターは河西春奈さん。写真表現のそれを目的とせずに、自分が伝えたいこと、表現したいことにフィットしているのが写真であると語る彼女と「写真」との緩やかな関係は、観る側に自由とそれぞれの時間を与えてくれるようで、オーディエンスは彼女の作品世界に引き込まれていました。
ご自身のルーツでもある写真体験をベースストーリーに、外からの視点での東京や日本人のユニークネスや美意識を語ってくださったマイケル・フェザーさん。写真を楽しんでいらっしゃる気持ちがシンプルに力強く伝わるいいお話でした。
宮原夢画さん。今まで制作してきた作品についての解説をしてくださいながら、ご自身の写真家としての表現スタンスや考えを明解にお話してくださいました。東京画プロジェクトの作品プランについても触れてくださり、発表が楽しみになりました。
鋤田正義さん。代表作のスライドに一点一点コメントをしてくださりながら、3.11の震災後の写真家としての自身の心境、振る舞いとその覚悟を強い意志をもってお話ししてくださいました。
大西みつぐさん。長年にわたって撮影を続けていらした「東京」、そしてご自身の写真表現の変遷を大量の写真のスライド共に見せてくださいました。
全体のナビゲーターは太田菜穂子(キュレーター)。
作品展示もなされ、直接プリントが見れる機会に。
第二回「東京画」参加作品 公開選考会のお知らせ
今週末29日(土)には、同会場にて、第二回「東京画」参加作品 公開選考会が開催いたします。
オーディエンスの高い関心に応えるべく、
今回からは作品プレゼンテーションに際し、審査員のみならず、
オーディエンスからの質問にも応える時間を設け、オーディエンスの方の投票も行う予定です。
出席者全員にとってより連帯感のある"写真のある時間"を創出します。
※参加写真家のエントリーは締め切りました。
審査員:日高英輝(アートディレクター)、山口誠(建築家)、太田菜穂子(キュレーター)
会場:東京ミッドタウン・富士フイルム株式会社 201会議室
アクセス:東京都港区赤坂9-7-3 →地図
一般入場料:2,000円(書籍「POWER OF PHOTOGRAPHY」&ドリンク付)
※22日のトークイベント共にご参加くださった方は1,000円でご入場いただけます。
主催:FOREST AMONG US
共催:富士フイルム株式会社
第一回 東京画参加作品選考会の様子(CHANEL NEXUS HALLにて) クリックするとより詳しくご覧頂けます。
【お問い合わせ先】
FOREST AMONG USコミッショナーズボード
c/o 株式会社クレー・インク
担当:岡山修平 Shuhei OKAYAMA
〒107-0052 東京都港区赤坂8-12-25-401
tel 03-5410-1277 / fax 03-5410-1278 /
email info@klee.co.jp