HASHIMOTO Daisuke

橋本大輔

HASHIMOTO Daisuke

1971年東京生まれ。
名古屋造形芸術大学(現 名古屋造形大学)卒業。
デザインの持つ明解な機能性と写真が内包する曖昧な強さとの共存を目指し、制作を続ける。
2008年の写真集の出版「かたとき」(文芸社ビジュアルアート刊)以来、個展、国内外のグループ展に積極的に参加する。

はたして見えないものというのは存在してはいないということなのか?
風・音・香り、そして時。
見えずともその存在を感じられるものがある。
それならば、目には見えない大きな意志というものは存在するのだろうか。
その疑問を解くために人はそれぞれの日々を重ね、これからもその日々は続く。
たとえその答えが永遠に導き出せないものなのかもしれないと分かっていても。

写真は目に見える景色を切り取る。
しかし同時に見えないものも封じ込める。写真だからこそ捉えられる見えないもの。
それは肉眼では捉えきれない速さの動きであったり、レンズを通して初めて見えるような物理的現象であるかもしれない。
さらにはそこに写る人々の心理状況や、その現場が持つ物語を捉えることもできるだろう。

しかし、そのような事象や状況を超えた、いのちの根源となるようなエネルギー、見えない意志というものが存在するのなら、それを写真で表現したい。
その実現が可能かどうかは問題ではない。あくまでもそう努めることが重要である、と言い聞かせながら。







HASHIMOTO
Daisuke

100 PHOTOGRAPHERS100 PHOTOGRAPHERS Describing Tokyo Scapes

私たちの居場所、
東京の価値や存在を
写真を通して、
いま考える。